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ニューヨークのOLの生活あれこれ

ニューヨークでアパート購入 (1)コンドミニアムと、コープの違い

こんにちわ!

最近の私の近況報告は、リノベーションの真っ只中です。

リノベーションの奮闘記を書き始める前に、少しアメリカのアパートの種類、購入に触れておこうと思います。  

アメリカのアパート購入する際、大きく分けて、二つのタイプのアパートがあります。

 

1. Condo: コンドミニアム(コンド)

2.Co-op: コープ

 

簡単にまとめるとこんな感じ:

  コンドミニアム コープ
所有権 購入=不動産所有 購入=会社のシェアを購入=ビルの一部の権利を所有.       
    コープのボードメンバー(そのビルの住人の中で、リーダーが毎年3−4人
    決められる)の会議で建物の決定事項は論議されて承認される必要がある。
    購入時、売却時も 承認される必要がある。
     
維持費 管理費が毎月、もしくは年に4回回収される。 コンドと同じように、管理費が毎月回収される。
  この管理費は、建物の修理補修、植木の手入れ、 利用目的はコンドとほぼ同じ。
  雪かきなどなど、建物の公共の場の管理費。
値段はそれぞれ建物によっても、各アパートの大きさによっても変わってくるが、
  購入の際に、maintenance fee もしくは common charage として表記されています。 購入の際にその値段はmaintenance fee として表記されています。
     
費用 コンドの方が一般的にコープより高い。 一般的にコープの管理費の方が高いが、
  ただ、完全に自分の不動産なので、何をやるにも自由度が高い。 購入する価格はコンドよりも安い。
  売ったり、貸したり、Air B&B もやりやすい。 貸したり、することは一般的に許されていない。
    建物によってルールが異なり、完全に禁止されているところと、
    購入後に2年後に、5年までなら、など条件つきで許可しているところもある。
    基本的にAir B&B は許されていない。
    おかしな人が隣人になることは稀、という利点では有るが。。
     
不動産税 コンドは、個人の不動産所有なので、個人で税金を納める必要がある。 コープは、建物全体で一個の物件という見方をされるので、
  これは、一軒家を購入しても同じこと。 建物全体にかかってくる税金を各所有者で分割して払う。
  物件によって額は異なり、Property tax と呼ばれ、一年に一回払う。 この金額は、毎月払う維持費に含まれている。
    基本的にコープの税金の方がコンドの税金よりも安い。
     
税金控除 毎年の税金控除に、mortgage/モーゲージを 100%申告することが 申告できるモーゲージの割合は、建物によって違う。
  できる。具体的に言うと、その年にかかったローン返済の額全額を 30%とか、50%とか、マチマチ
  申告することができる。(=所得額からこの額が控除されて、  
  所得税が計算されるので、払う所得税の額が減る)  
     

 

 

アパートを探し始める際、一番良く使われているサイトが、streeteasy というもの。 アパートのタイプ、サイズ、ロケーション、値段、部屋数などで検索設定をして、自分に合う物件を絞っていきます。

 

私は、コープとコンド、両方を検討して探していました。自分の住むアパートを探していたので、どちらでも条件が合えば良かったので。

すでに又貸ししたいとか、air bnb を考えている、などを計画している人はコンドという選択になります。

 

結果私のバジェット内で、満足のゆくロケーションと、広さの条件があったのがコープだったので、コープを購入しました。

いろいろな規制、条件は各コープごとに違いますが、私のところはこんな感じ。

内訳:

*ワンベットルーム (こちらでは寝室の数での表記が使われています。日本風に言うと1LDK)

*管理費(maintenance) 691ドル

*猫2匹まで飼って良い。犬はダメ(なので、近隣から吠える声は聞こえません。)

*住んでから2年以降はサブレット(又貸し)しても良い、ただし 貸す人間には、コープのボードメンバーの面接が必要。

*ランドリーは建物の中にある、が、自分のアパートに洗濯機を取り付けることは禁止。 

 

 

次回は予算の割り出し方について!

ではまた。